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【mimiwa】Mu-Jyo earrings with wood box 無常 漆ピアス(桐箱パッケージ)

¥22,000 税込

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(日本語は後半)

無常-mujou
Meaning of Mu-Jyo【むじょう】
Nothing lasts forever.

Size: apro. w33×L33×T1 (mm)
Material: brass, 10k gold earrings

"Create your own original text."

Mimiwa is a range of art piece of jewelry inspired by the work of Japanese calligrapher and craftman.

*We can create your own original text just for you! Please feel free to ask us.
*Clip-on type is available. please ask from the contact form.

see more info about mimiwa at:
https://www.fabiidesign.com/mimiwa


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「好きなKANJIであなただけのアクセサリーを。」

無常-mujou
Meaning of Mu-Jyo【むじょう】
Nothing lasts forever. / この世に変わらないものは存在しないこと。


□耳輪~漆について
日本では、青森県弘前市で唯一作られるという唐塗と呼ばれる漆塗技法を施した真鍮を、書家による個性あふれる書体でそのまま切り出した贅沢なアートピースジュエリーシリーズです。ピアスは、直径20mmの10kゴールドを使用しており、質感の高級感はもちろん、同時にかぶれなどの心配も軽減されています。

Size: apro. w33×L33×T1 (mm)
Material: brass, 10k gold earrings

※あなたの好きな文字で切り抜くこともできます。ぜひお気軽にご相談ください。
※フックタイプ以外(イヤリング、ピン)への交換も可能です。ご希望の方はぜひご相談下さい。

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Mimiwaと漆

漆って何?
陶磁器を“China”と呼ぶのに対し、漆器を“Japan”と呼ぶ。このように、漆工芸は、日本の伝統工芸品の中でも、世界でも知られるもっとも代表的な存在として知られています。江戸時代にヨーロッパ貴族から高い評価を受け、積極的に日本から海外へ輸出された漆器。それが、現代の一般名称として「Japan」と呼ばれる地位を確立したのです。 かのマリー・アントワネットもその漆器の美しさに魅かれ、そのコレクションはベルサイユ宮殿などで収蔵されています。

この漆器に使われる塗料が漆です。これは、漆の木の表面を傷つけると出てくる樹液を、塗料用に加工したものです。この漆を構成する成分がウルシオール(Urushiol)と呼ばれているところからも日本との深いつながりが伺えます。漆の木は、日本や中国、東南アジアなどを中心に生育し、そのため、漆工はアジアを中心に栄えました。漆は天然のものですから、採取した国や産地、または年代や時期によって、漆の微妙な成分が異なります。この成分の違いは、漆の粘度や乾きの早さなどの性質に影響を与える他、異なる漆を組み合わせるなどして調色される漆の色味は湿度や温度の環境にもシビアに現れるため、まったく同じ色を表現することは、ほぼ不可能とまで言われています。そのような漆の性質を把握し、使用目的にあった漆を作り出すことが漆を扱うノウハウであり、要求される作品を生み出すことが職人に求められる業なのです。

機能性と美を兼ねそろえた漆
漆の特徴は、漆そのもののすぐれた機能性と、その優美な容姿にあります。

プラスチックなどの工業製品にはなし得ない性質。それは、酸やアルカリなどの耐薬性、耐水性や防腐性などにも優れている点です。漆を塗り重ねることでその堅牢さはさらに増し、万能なコーティング材となるのです。もし欠けや割れが生じた場合でも、熟練の職人によって修復され、経年によって失われた漆独特の艶も、塗り直すことでまた蘇ります。このように、漆器は、メンテナンスをしっかり行うことで、半永久的に身近に置くこともできるでしょう。

しかし、その漆の美しさを引き出したのは人に他なりません。さらに、デザインとしての漆は、「漆黒」との言葉が表すように、ほかのどの素材でも表現しきれない、深い黒色が魅力です。時の経過とともにその色が鮮やかになることが知られており、一生の宝物として時の移ろいを楽しめます。

漆は、ある時には耐久性を求め、またある時には人々の心を魅了するアートとして、その土地ごとに受け継がれて、さまざまな技法が生まれてきました。自然がくれた宝にあやかり、職人の業によって輝きを与える。漆は、自然と人が作り出した共同制作物なのです。

日本生まれのMimiwa。この魅力を存分に表せるのが、「Japan」を代表する漆を選んだ理由なのです。

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Mimiwaが津軽塗りを選ぶ理由

北は青森県の津軽漆器から南は沖縄県の琉球漆器まで、漆器は“JAPAN”と呼ばれるだけあって、日本全国に存在する漆器の産地。その各産地に数多存在する技法の中でも、Mimiwaが選んだのは「津軽漆器(津軽塗り)」の“唐塗り”と呼ばれる技法。

津軽塗り自体の特徴は、なんといってもそのデザイン性にあります。ストイックなまでに幾重に漆を塗り重ね、乾燥させては研ぐというプロセスを繰り返して完成させるそのスタイルは、「津軽の馬鹿塗り」と尊敬の念を込めて評されるほど、塗りに多くの時間を要することにあります。津軽塗りの中でも特に唐塗りと呼ばれる技法は、もっとも歴史が古く、その魅力は、特殊なヘラを使い、無造作に模様付け、またその上に何層にも色漆を塗り重ねた表面を研ぐことで生み出される、独特な有機模様にあります。その表現に設計図はなく、すべて職人の経験と勘から表現され生み出されていくのです。また漆は、その日の気温や湿度などによっても性質が変わるため、思い通りの色を表現することがとても難しく、経験を積んだ職人でさえも、全く同じ色は表現できないと言われています。しかし唐塗りは、これらの不確定な要素と要素をみごとに調和させ、確かな美しい模様を生み出しました。

そして、この魅力的な模様自体もまた、偶然から生み出されたもの。職人が、日々の塗りの作業の中で、盤(テーブル)に付いた余分な漆を研ぎ落としたところ、テーブル上に見事に美しい模様が浮かび上がったことが始まり。まさに“唐塗り”は、職人が研鑽に努力を重ね、そこに神様からの偶然のご褒美があって、はじめて誕生した唯一無二の奇跡のアートと呼べるのではないでしょうか?

mimiwaは、5万字以上と言われる漢字の中から、日本が日常に使う漢字(常用漢字と呼ぶ)2136文字をオプションとして用意しています。やおよろずに存在する象形(漢字)と無限の模様(唐塗)の組み合わせによるMimiwaはセレンディピティ(serendipity)となり、世界にひとつだけのあなただけのデザインをお届けできるのです。
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漢字について

カリグラフィ(書道)は、アジアが生んだアート。5万字とも言われる漢字は、それぞれ美しいラインから構成され、各々深みのある意味持ち、併せてまた新しい意味を成します。海外で生活をしていると、私のノートの片隅にメモした漢字を見た多くの人が、“これどういう意味なの?”“私はこの形が好き”“ 私の名前を漢字で書いて”などと興味深げに尋ねてきてくれました。そんなほんの些細なことから会話が生まれる・・・それが、この耳輪シリーズを作る始まりでした。

私たちの日常に溢れる美しい漢字アートをもう一度見つめなおすきっかけになれば幸いです。



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□取り扱い上の注意
-とても細い部分がありますので、落としたり、曲げると破損する恐れがあります。

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